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2014年10月アーカイブ

ケバというのは、音声起こしするとき文字化する必要があまりない、無意味語のこと。「ゴミを取って起こしてください」と編集者などにリクエストされることもあるので、「ゴミ」とも呼ばれているのだろうと思います。例えばこんなものがケバとされています。

 

・話者本人が直ちに訂正している単純な言い間違い

・単なる口癖

・言葉の間をつなぐために発語されている間投詞「あのー」「えーと」など

 

ほかにもいろいろありますが。接続詞に見えるケバというのもあります。私は最近、これを結構削除して起こしています。

「だから、」「ですから、」「あと、」「それで、」「で、」

 

「だから、」「ですから」などは、本来は前のセンテンスとの因果関係を説明するための言葉で、大切なパーツのはずです。ところが、連発する人は連発するのです。

 

だから、何がしたいのかさっぱり分からないね。だからね、みんな誤解しているんだ。だから違う違うって言うわけ。

 

これは私が創作した例で、さすがにここまで言う人はいないかもしれませんが。

最近、接続詞に見えるケバというのは、「私がまだしゃべります」という合図に過ぎないのではと思うようになりました。

 

(私まだしゃべるからね)何がしたいのかさっぱり分からないね。(あなたまだ口をはさまないでね)みんな誤解しているんだ。だから違う違うって言うわけ。

 

本当に因果関係を説明しているのは「誤解している→だから違うと言う」という部分だけです。それ以外の「だから、」は削除しても意味は変わりません。

 

何がしたいのかさっぱり分からないね。みんな誤解しているんだ。だから違う違うって言うわけ。

 

「で、」や「あと、」なども、たぶん同じ原理です。しゃべり始めに「なんかー」と言う人もよくいますが、これも「私が今からしゃべるから」という合図なのでありましょう。