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2013年8月アーカイブ

先日、中学生の娘がネットラジオを聞いていました。あるアニメに出ている声優さんたちが、そのアニメのことをしゃべっていました。

A氏:「鼻濁音、使ってます?」

(アニメ内のワザ名だったかアイテム名だったかを例に挙げる)

B氏:「(何度か言ってみて)これは使ってないな。いつも、わりとナチュラルに発音するようにしてる。僕が鼻濁音を使うのはね、王子様とかの高貴な人の声をやるとき」

 

私の大まかな記憶なので、言い回しは正確ではありません。ここだけが印象に残っているのは、高貴な人の役をするときだけ鼻濁音を使うというB氏の発言が面白かったからです。たしかに、鼻濁音のほうが音の響きが柔らかいですよね。鼻濁音に比べてしまうと、普通のガギグゲゴの音は、たしかに硬いというか汚いというか。

 

オコシストとしての私は、鼻濁音反対派です。鼻濁音に慣れてない人にとって、あの発音はむしろナニヌネノに近い音に聞こえて、紛らわしいからです。「社外」の発音が「社内」に近く、意味を取り違えそうです。…まあ私の場合、反対派というより自分が使えないだけですが。

学校時代、音楽の授業で「歌詞のこことここは鼻濁音で!」というのは、一応言われました。語の頭では普通のガギグゲゴ、語の途中に出てきたら鼻濁音だと教わりました。今調べてみると、もうちょっと複雑な規則があるようです。

 

鼻濁音以外にも、発音には地域性や世代の差があります。「ひ」と「し」が逆になるとか(布団をしく←→ひく)、「え」が「い」に近く発音されるとか(私の新潟の祖母、静枝は、周囲からは「しずいさん」と呼ばれていました)。

音声で一部の単語だけが聞き取れないとき、そういう微妙な発音の違いが影響していることって、実は意外に多いかもしれません。