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2013年4月アーカイブ

Express Scribeは、多くの音声ファイルと動画ファイルに対応しているテープ起こし用音声ソフトです。以前は英語版しかなくて敷居が高かったのですが、昨年日本語版ができ、日本語Webサイトもできました。

使ってみると結構便利。私がどう使っているかレポートします。

 

Express Scribeのインストール

NCH Software社のサイトからダウンロードします。

http://www.nch.com.au/scribe/jp/index.html

 

インストールするとき、他のソフトなどを一緒に入れるか尋ねる画面が出ます。不要なのでチェックマークをはずすと「終了」というボタンが出て、見放されるのかと勘違いしますが…。「終了」をクリックすると、インストールが完了します。

 

ところが、Windowsのスタートボタンから「すべてのプログラム」を見ると、見慣れないフォルダが新しく表示され、その中に見慣れないソフト名がいくつも出てきます。

これらはPCにインストールされてしまったわけではなく、単にソフト名が並んでいるだけという状態です。「すべてのプログラム」のフォルダ名の上で右クリックしたら「削除」があったので、余計なフォルダを削除しました。

(2017/6/20追記:インストール方法は現在多少変わったようです)

インストールされたExpress Scribeは直ちに起動し、「Welcome」というファイル名の音声が自動で再生されます(この音声ファイルは削除できます)。

 

Express2.jpg

 

再生や停止のボタンは大きくて分かりやすく、操作方法は一目で分かります。メニューから「ファイル」→「ファイルを読み込む」、あるいは単に音声ファイルをドラッグするだけでも音声はインポートできます。これでもう音声起こしに使えます。ただ、設定をちょっと変更するとより便利になります。

 

オプションの設定

◆自動巻き戻し秒数

「オプション」→「再生」をクリックします。停止したとき自動でちょっと巻き戻る機能は、このソフトでは「停止時の自動バックステップ」という名称です。初期設定はゼロになっています。

単位はミリ秒なので、2秒戻したいときは2000と入力します。

 

◆ホットキ

「オプション」→「ホットキー」をクリックします。「システムワイドホットキーを有効にする」にチェックが入っています。

 

 

Express3.jpg

 

 

システムワイドというのはこの場合、他のソフトのキー設定より優先すると解釈していいと思います。例えば、文字入力しているときにF8キーを押すと、カタカナが半角になります。ところが、Express Scribeを起動していると、F8で半角変換することができません。Express Scribeの初期設定ではF8が「早送り」に設定されていて、これが日本語変換システムに優先するためです。

初期設定を全部消して、F5で再生、F6で停止という2つを新たに設定しました。私はこの2つのキーを普段全く使わないからです。

Okoshiyasu2は1つのホットキーで再生・停止両方を行いますが、Express Scribeは再生と停止に同じキーを割り付けることができません。

 

◆ペダル

「オプション」→「ペダル」で、フットスイッチの設定ができます。「コントローラ設定ウィザード」をクリックすると、PCに接続しているフットスイッチが検出されます。フットスイッチの各ペダルに設定されているコマンドも検出されます。

私はオリンパスのフットスイッチRS27を使っているので、真ん中を踏むと再生・停止、左右が早送りと巻き戻し、オリンパスの音声ソフトを使うときと同様で設定されました。

(2014/06/30追記:現在、同ソフトでRS27は使えなくなっているとのことです)

(2015/10/29追記:同ソフトのプロ版(有料版)にすると、RS27が使えるとのことです)

(2017/6/20追記:無料版のExpressScribeでもオリンパスのフットスイッチ「RS27H」のほうなら、使えるそうです)

 

◆タイムカウンターの表示

「オプション」→「表示」で時間表示などの設定を変更できます。初期設定では、「時間フォーマット」がh:mm:ss.tとなっています。0.1秒まで表示する細かさは、通常の音声起こしではさほど必要ありません。1つの音声ファイルを数名で手分けして起こすことも多いので、時間表示の形式は音声ソフト共通にしたほうが便利です。

私はOkoshiyasu2に合わせて「hh:mm:ss」を選びました。ホットキーの設定に戻り、任意のキー(私はF11)を選んで「時間をコピー」を割り付けます。

文章内にタイムカウンターを記載する際は、「時間をコピー」キーの次に貼り付けのショートカットキー「Ctrl+V」となります。