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2011年10月アーカイブ

昨年連載していた【話し言葉の処理】を、久々に再開します!

私は夏に弱いので昨年6月30日の更新で止まってしまい、昨年の秋から冬はセミナーの仕事などがあって、今年の春は中級教材を作っていたし、夏はまた死んでいて、秋になったので再開という気長な世界です(すみません)。

 

【話し言葉の処理】の第1回は、次のような内容を書きました。

話された言葉を → 聞く

書かれた言葉を → 読む


テープ起こしの仕事は、口頭で発話された言葉を文章化する。受け手側は、口頭で発話された言葉を文章として読む。そこに、次のような「ねじれ」が生ずる。


話された言葉を

→ 読む


話された言葉をどう処理すれば、このねじれを緩和して、文字化・文章化・文書化できるのだろうか。

 

これが問題意識で、

第5回までは、ねじれを埋めるための作業としての、ケバ取りや整文について書いてきました。

 

今年の春は、「ひとりで学べる音声起こし教材【中級1】素起こし+軽い整文」というダウンロード教材を作りました。その教材では、ケバ取りや整文について、考え方や処理例をたくさん挙げながらかなり詳しく書きました。処理の方針はテープ起こし会社各社で違うと思うけど、一つの考え方を知っていれば、それとの対比でどの会社の方針も理解しやすいはずなので、とりあえず私の考えということで書いたものです。

教材を作る過程で、日本語の話し言葉と書き言葉はどうしてこうも違うのかという謎に、また行き当たりました。

 

考えてみれば、私はこの謎に中学・高校時代も悩まされています。その当時は英語と日本語のギャップと思っていたのですが。

12歳の私が抱いた疑問を40歳すぎてようやく解いてみたら、それはテープ起こしの仕事と密接に絡み合っていました。つまり、日本語の話し言葉と書き言葉はどうしてこうも違うのかという問いであり、その処理方法を探ることがテープ起こしの仕事には欠かせなかったのです。

 

その謎とは、「This is a pen.」をめぐる物語…。来週からスタートします。お楽しみに!