テープ起こしの在宅ワークがしたくてスタッフ登録できる会社を探したが、「大卒」とか「テープ起こし実務経験者」という条件があり、自分はそれに当てはまらない。どうやって仕事を探したら…というご相談をokosoにお寄せいただきました。
これはとても多いご質問です。
私もかつて大学を中退したので、学歴はずっと高卒でした。数年前に通信制で大学に入り直して今月卒業なので、卒業証書?を受け取ったら大卒になりますが。
学歴も実務経験もないから登録スタッフにはなれないとあきらめて、わりと早くからホームページを立ち上げて独立自営スタイルでやってきました。
でも、その後テープ起こし大手数社の社長さんたちとお近づきになり、当時のことをお話ししたら、応募条件というのはもっと柔軟に考えて大丈夫だということが分かりました。
要は、正社員の採用等でも今はそうですが、人をじっくり育てる余裕がないので、即戦力が欲しいという意味なのです。
・国語力と幅広い知識・学力がある(という人はきっと大卒に多いだろう)
・機材やソフトに慣れていて、聞き取りも正確で、表記の知識もあり、入力も正確で速い(という人は当然実務経験者だろう)
という考え方で、各社はテープ起こしの即戦力を求めています。
つまり、国語力と幅広い知識・学力があり、すでに機材やソフトに慣れていて、聞き取りも正確で、表記の知識もあり、入力も正確で速い人なら、大卒でなくても実務経験者でなくても欲しいわけです。
そういう即戦力であるなら、「条件を満たしていませんが、トライアルだけでも受けさせていただけないでしょうか」と連絡すると受けさせてもらえて、しかも合格して登録できることがあります。
そうでないなら、実務は未経験だけどこれだけ勉強した、「国語力」から「入力も正確で速い」までの諸条件を、自分はクリアしているとアピールする必要があります。
ここで自分の本「テープ&音声起こし 即戦力ドリル」やオンライン講座を持ち出すのは大人げないのですが、とりあえずご紹介程度にリンクをはっておきますね。
ほかに、大手ではがくぶん総合教育センター「テープライター養成講座」があります。音声ファイルや動画ファイルを扱うための技能に特化した講座としては、同業の友人である土屋恵美子さんの音声ファイル講座があります。
ただし、「講座修了者には月○万円以上の仕事を完全保証!」などという悪徳商法にひっかからないよう、講座は「勉強するためだけ」にあると明確に割り切りましょう。
また、テープ起こしの講座はテープ起こしの技能を身につけることはできますが、「幅広い知識・学力」は別問題で、日々の努力が必要です。
テープ起こしは、バイオテクノロジーだろうが金融工学だろうが、音声を聞き取って文字を当てはめなければならない仕事です。全然とっかかりがないとネット検索で用語を探すにも時間がかかるので、浅くてもいいから幅広い知識(雑学含む)が必要なのです。
というわけで、学歴や実務経験の壁を突破することは可能です。それに、登録にこだわらず、自力での営業活動や友人知人のコネから仕事に結びつけることもできますよ。


















