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録音と文字起こしの最新動向:オリンパスと相互取材(8)

本当は前回第7回ぐらいのところで、取材はいったん終わりかけたのです。第6回のところで既に大上さんは時間切れとなって退室、第7回部分と今回分は、喜田さんと私の会話になっております。

◆レコーダー本体に、ちょっと戻り機能があった!
廿:そういえば、ICレコーダー本体で音声を聞くとき、オートバックスペースがあったら便利だと思うんですけど。いちいち範囲を指定する区間リピート機能じゃなくて。

喜田:ありますよ、オートバックスペース。このDS-901にも、お使いのDS-750にも。

廿:えっ? ちょっと待ってください。DS-750の録音を止めますから。

喜田:(DS-750を手に取り、メニューから呼び出して)メニューの中の「再生設定」に「スキップ間隔」というのがあります。「逆スキップ」が戻るほうで、それを選ぶと次の画面で秒数が設定できます。

廿:この画面は見たことあるかもしれません。でも「スキップ」という言葉で私がイメージしたのは、音楽が例えば10曲入っているとき、2曲目、3曲目に飛べるような「頭出し再生」機能だったと思います。まして「逆スキップ」が何か、スムーズにイメージできる人は少ないと思うんですけど...。とにかく、レコーダーにも「ちょっと戻り」の機能があるんですね。初めて知りました。

 

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帰社後にあらためて自分のDS-750で「逆スキップ」の設定画面を呼び出しました。

◆レコーダーって実はいろいろな状況に対応できる
第3回で、いわゆる「ちょっと戻り」機能は音声ソフトによって名称が違うことをご紹介しました。DSS Playerでは「オートバックスペース」、Okoshiyasu2では「自動巻き戻し秒数」、Express Scribeでは「停止時の自動バックステップ」。
しかもオリンパスの中でも、ソフトウエアでは「オートバックスペース」、レコーダーでは「逆スキップ」なんですね。使ってみるとすごく便利な機能なのですが、何らかの名称が定まってこないと、広く認知されるのはなかなか難しそうです。


喜田:以前は「ちょっと前再生」という言い方をしていたんです。でも「ちょっと前に戻る」という感じが分かりにくいということで、今は「スキップ」「逆スキップ」にしています。どんな名称なら分かりやすいんでしょうね...。もう少し考えてみます。
それと、DS-901では「再生設定」で「文字起こし」というモードを選ぶと、特に設定をしなくても自動的に、停止→再生時に逆スキップが働くんですよ。

廿:全然知りませんでした。ICレコーダーって、いろんな状況に対応できるように、ちゃんと考えて作られているんですね。

誘導が課題+使いこなしが課題
喜田:ええ。遠くの人の声を少しでも手前の人の声の大きさに近づけるような「ボイスバランサー」機能なども入れています。いろいろ、いい機能を入れているつもりなんですけど、使っていただくところまでなかなか誘導できないのが悩みです。
もちろん使ってくださっている方もいますが...。メニューの一つひとつまでじっくり見ていただくのは難しく、かといってレコーダー本体にやたらとボタンが増えても使いにくいですよね。うまく分かっていただけるよう工夫するのが、当社の課題です。

廿:私も、知らないことばかりでした。もうちょっと機能を知って使いこなそうと思います。

「お客様が録音のことをご存じない」とぼやく私自身も、「えっ、あるんですか」「えっ、使えるんですか」連発の取材でした。ICレコーダーの奥深さを痛感しました。仕事で使う機材だから、もっと気にして勉強しなきゃとあらためて感じました。

 

3月の取材だったのでDS-901でお話を伺いましたが、4月25日にVoice-Trek DS-902が発売されます。この機種についても後日ご紹介しますね。



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