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録音と文字起こしの最新動向:オリンパスと相互取材(4)

オリンパスとの相互取材レポート、第4回です。今回は主にオリンパスさんが、テープ起こし(音声起こし)業務について私に取材しています。

◆フットスイッチは女物の靴で試しながら開発された
喜田:じゃあ逆に、テープ起こし用の音声ソフトとしてDSS Playerを使われる理由は、オートバックスペースがあるからですか。

廿:オートバックスペースがあるソフトは他にもいくつかあるので、用途によって使い分けています。例えばOkoshiyasu2はすごくシンプルなソフトですけど、あれはオコシストの方が友達のプログラマーさんに依頼して作ってもらったソフトなので、私たちに必要な機能はきちんと揃っているんです。
私が御社のソフトをメインに使っている理由は、フットスイッチRS27が好きだからです。中国メーカーや韓国メーカーの安いフットスイッチを買ってみたことがあるんですけど、ガッチンガッチンって、足に負担がかかる感じでした。RS27は踏み心地がいいですよね。

foots.jpg
私のフットスイッチRS27。十数年も踏んでいるのでご覧のとおり見た目は傷んできましたが、相変わらず快調に作動するという、恐るべき耐久力です。

喜田:それはうれしいですね。当社のロングセラーなんですよ。

大上:うちの開発で、男性なんですけどわざわざパンプスを買って、履いて試したエンジニアがいるんです。文字起こしの仕事をされるのは女性が多いと聞いたので、踏み心地を研究するために。

◆やっぱりタイムカウンタコピーが欲しい
廿:それはすごい。徹底してますね...。ただ、DSS Playerにはタイムカウンタコピーの機能がないですよね。聴取不能部分に音声のタイムカウンタを付記してほしいというクライアントさんは多いんです。あるいは、起こしデータ全体に、3分に1回ぐらいタイムカウンタを記載してほしいとか。
全体に一定間隔でタイムカウンタを入れてほしいという仕事は、例えば映像制作の会社とかから来るんです。文字起こししたデータを見て、「この発言部分を切り出そう」という編集の参考にするんでしょうね。そのとき、だいたいのタイムが起こしデータに記載されていれば、元の動画から探しやすいわけです。

大上:タイムカウンタって重要なんですね。検討してみます。

廿:今後はSonorityに一本化ということであれば、Sonorityにぜひ欲しいです。

◆動画起こしの仕事は増えているけど
喜田:ムービーを起こす仕事って増えていますか。

廿:うちでは明らかに増えています。製品のPR動画を作ったのでテロップを入れるために、その動画の中の発言を全部書き起こしてほしいという案件もありますし。ほかには、専門家同士の座談会って、パワーポイント資料を会場に映しながら進むことがあるんですけど。その座談会が撮ってあって、発言者の確認も資料の確認も、全部動画からやってほしいと言われたりします。

喜田:その場合は、ムービーを見ながら文字起こしするんですか。

廿:いえ、ぜひそうしたいですけど、できないです。なぜかというと、まず動画対応の起こしソフトが、少ないんです。動画対応のソフトでも、ファイルサイズが大きいと重くてフリーズしますし、動画は形式が多くて...実際には対応されてない形式も多いんです。

喜田:ということは、音声に変換して起こすわけですね。

廿:そうです。mp3に変換して起こします。最後に、話者名を特定したり、資料を確認するときだけ動画を見ます。普通のWindows Media Playerとかを使って、マウスでいちいち操作するからホント面倒です。
(Media Playerもスペースキーで再生・停止を行うことができます。ただし、ホットキー扱いではないので、別ソフトをアクティブにしているときはキー操作できません)

動画に本格的に対応できる起こしソフト(しかもオートバックスペース機能があり、タイムカウンタコピーができ、フットスイッチRS27が使える)は欲しいですが...。状況を説明するにとどめ、そういうソフトウエアが欲しいという要望まではしませんでした。動画をこまめに再生・停止するのは、PCに相当な負担がかかりそうなので、オコシストが使っているPCでスペック的に耐えられるか、微妙に思えたからです。映像制作の会社などでは、かなりハイエンドのマシンを使っていると思います。
次回へ



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