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第20回 審議会等の録音・議事録作成裏話(1)

そこで事業者が自ら録音し、起こしをテープ起こし業者に外注して、公式の議事録が出るよりも早く、独自に内部資料としての議事録を作成することがあります。ただし、会場に設置されている録音機器は公式の議事録を作成するための録音に使われているため、ラインで録音することはできません。そこで、議事録の担当者が主催者に録音の許可を得て、傍聴席からICレコーダーを使って録音することになります。

 

しかし、こういった会議では専門家同士が論議するために専門用語が頻出し、座長や委員をはじめ20名以上にもなる参加者によって議論が行われることもあるため、話者特定も困難です。

 

また、下の図のように細長いテーブルに委員や審査官が座り、ICレコーダーから遠い話者がいるため、録音状態もあまりよくないことが多いのです。

 

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そのため、テープ起こしをする側としても難易度の高い仕事になりますが、廿里美によれば「議事録作成を担当する現場の担当者の方たちはさまざまな工夫や努力をしているので、難易度が高くてもスピーディーな議事録作成が可能」とのこと。

 

「さまざまな工夫や努力」とは、どのようなことなのでしょうか?

 

次回・第21回では、廿が聞いた「審議会等の録音・議事録作成裏話(2)<録音・機器編>」をお送りします。

 

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第21回 審議会等の録音・議事録作成裏話(2)<録音・機器編>

 

文●原田文恵