【ICレコーダー原論】2.録音性能は何で決まるのか
◆録音ボタンを押すだけで問題なく録れる
廿:うちのお客様にはもう1社、VoiceTrek DS-71をお使いの方がいらっしゃいます。録音機材のことには詳しくなくて、高価な製品なら安心だろうと、そのとき売り場で一番高かったDS-71を買われたそうです。何も設定をいじらず、ただ録音ボタンを押しているだけだそうですが、その音声が毎回クリアなんです。
喜田:VoiceTrekはどなたにも使いやすいよう、一番オーソドックスに録れるような初期設定にしてあります。ですから普通は、ただ録音ボタンを押すだけで十分だと思いますね。何か必要があるときに録音設定を調整していただければ。
◆ICレコーダーは回らないから壊れない
廿:最近の機種はそれで十分なんですね。古い機種で録っているお客様に買い換えを推奨したいんですけど、お願いしにくくて。ICレコーダーは何年ぐらい使えるものですか。耐用年数とかは特にないんでしょうか。
喜田:メーカー保証期間は1年です。製造終了から6年間を目安に有償修理に対応しています。ただ、カセットテープレコーダーと違って動く部分、回る部分がありませんから、壊れにくいのです。電池の液漏れや本体を落として壊れることでもない限り、使おうと思えば10年や20年は使えるのではないかと思います。
廿:素晴しいですが…。買い換えはオススメしにくいというわけですね。
菊池:買い換えてもらったほうが、お仕事はしやすいものですか?
廿:DM-20はビットレート32kbpsとか64kbpsで録音されますけど、DS-750は例えば128kbpsとかで録音されますよね。マイク性能のほかにそのせいもあるのかもしれませんが、新しい機種のほうが音がクリアなので、当然正確に起こせますし、作業も効率的なんです。
次回は新しい機種を紹介。ICレコーダーの進化形は意外なものになりそうだ。















