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昨年末、廿から「新しいICレコーダーを買いたいのですが、おすすめの機種はありますか」 というメールが届きました。廿はOLYMPUSのDS-750という高額機種を2010年に買っています。それなのになぜもう1台必要なのでしょうか? 廿に話を聞いてみました。

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なぜ2台目が必要なのか?
原田 あんなにいいレコーダーを持っているのに、どうしてもう1台、ICレコーダーがいるんですか? 何か気に入らない部分があったとか。

廿 いえいえ、純粋に仕事のためにもう1台必要だなと思ったんです。私は家に仕事を持ち帰ることがあるんです。たまたま家で仕事をしているときに3gp形式の音声が来たんですが、なぜかどのソフトを使ってもMP3に変換できなかったんですよ。それで、パソコンに接続しているスピーカーにICレコーダーを接続して、パソコンで3gpの音声を再生しつつ録音しようと思ったんです。ところがICレコーダーを会社に置いてきてしまって。あわてて夫に車を出してもらい、会社にICレコーダーを取りに行ったんですよ。

原田 それは大変でしたね。

廿 それだけじゃないんです。ICレコーダーと付属のUSBケーブルを家に持ち帰ったんですけど、スピーカーとICレコーダーはUSBケーブルじゃなくて、ヘッドホン端子やマイク端子に接続するケーブルがないと駄目なんです。このときはたまたま夫がそれを持っていたのでなんとかなったんですが。そんなヒヤヒヤすることがあったので、やっぱり家にも1台、ICレコーダーを置いておかなければ駄目だと思って。


2台目はどんなICレコーダーが最適?
原田 そうだったんですね。じゃあ、どんなレコーダーが欲しいというご希望はありますか?

廿 とにかく家でスピーカーに接続して録音するのが主な目的で、遠くの声をクリアに拾いたいわけではないので、そんなに高性能機種でなくていいんです。でも、仕事で使うものだし、いくら安くても録音状態が良くないのは避けたいですね。あと、原田さんが持っているSONYの ICD-UX200が、ピンク色でかわいいなと思っていたんですよ。私も今度はデザインや色がかわいいのがいいな。それと、今までオリンパスのICレコーダーばかり使ってきたので、今回は違うメーカーを買いたいですね。


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前回の37回で、Androidのスマートフォンで使える通話録音アプリ「TelRec」をご紹介しました。記事を書くために「TelRec」を筆者の携帯電話に常駐させ、実験をしていたところ、「常駐させておいて良かった」と思う出来事が二つありました。今回はその体験レポートをお届けします。

IMG_0068.JPGのサムネール画像のサムネール画像 12月17日土曜日のこと。筆者は普段、主にメールで仕事その他のやりとりをしているのですが、最近はいつになく多くの電話を携帯電話にいただきます。年末進行でメールを待っている時間があまりないため、電話をかけてすぐに話したいという方が増えるようです。

「19日の18時に資料を持っていきますね」
「○さんの電話番号が分かりました、×××-×××...」
「あのお店は火曜日が定休で、普段は9時から18時に開いているそうです」
「まだ資料が集まっていないのはAさんと、Bさんと、Cさんで、私のほうで分かるDさんとEさんには連絡しておきます。Fさん、Gさんにはメールで連絡をお願いします」

日付や時間などの数字が複数出ており、初めて聞く人名の羅列もあります。出先で電話を受けたので手元にメモ用紙がなく、青くなった瞬間に思い出しました。この通話は「TelRec」で自動的に録音されていたのです。
記憶力に自信がないわけではありませんが、複数の電話を混同して覚えていないかどうか少々不安に思いました。念のためあとから通話を聞き直してみると、記憶とちゃんと合っていて、安心することができました。


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第3回第4回の「ICレコーダーで電話を録音する」で、電話録音についてご紹介しました。 イヤホン型の電話録音用マイクを使えば、音楽を聞いているような見た目で周りの目が気にならないのですが、いつもICレコーダーを持ち歩いているとは限りません。また、電話がかかってくる時間が決まっているわけではないので、電話がかかってきてからあわてて録音の準備をしなければならないという面もありました。

今回は、そういったマイナス面を解消する、おすすめのアプリをご紹介します。

TelRec ※Androidのみ、フリー版・有料版(300円)

IMG_0068.JPG

このアプリはスマートフォンに常駐して、電話をかけたとき、かかってきたときに自動で通話を録音してくれます。これならいつ電話がかかってきてもあわててICレコーダーを接続する必要はなく、録音し損ねることがありません。データフォルダに保存されている音声ファイル(3gp)をメールに添付したり、Evernoteに保存して同期するなどして、パソコンへのデータ転送も簡単にできます。

アプリを常駐させておかなくても手動で録音が可能。通話していないときには ボイスレコーダーとして録音することもできます。


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r1-4.jpg第35回では、「民謡フォーク」の演奏をしている大崎さんがローランドR-1を購入したきっかけや使用感についてお話を伺いました。第36回では引き続き、音楽を録音するときのエフェクト(※1)や録音後の音声の加工についてうかがいます。

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―― 練習のときとライブの本番で、録音の仕方は違いますか?
長時間録音するとデータがかなり重くなるので、練習では録音モードをMP3の320kbpsにしています。本番では音質重視で、WAVE(リニアPCM方式)で録音します。

―― 録音するときにどんな機能を使いますか?
リミッターという、大きすぎる音をほかの音の大きさに近く、平坦にしてくれる機能があるのですが、これをドラムやベースなど音の大きな楽器の演奏が入るときに使っています。マスタリング(※2)というエフェクトもボーカルや音の粒立ちが良くなるので愛用しています。どちらのエフェクトも、お客さんがライブで聞く生の音に近い、自然な聞こえ方に近づけることができるんです。
エフェクトをかけながら録音することも、録音後にエフェクトをかけながら再生することもできます。私はほとんどの場合、録音後にデータをパソコンに取り込んでから、ソフトでもエフェクトをかけて加工していますね。

※1 エフェクト...録音現場での聞こえ方と同じように、自然な聞こえ方に調整する効果。マイクを通すことで平坦になった音を聞き取りやすくしたり、迫力のある音を原音に近い状態で再現することができる。

※2 マスタリング...ぼやけた音を明瞭にしたり、音の大きさをそろえたりするエフェクトの一つ。

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「第35回 音楽シーンで使われるICレコーダー ローランド R-1(1)」
これまで「ICレコーダーを骨までしゃぶる」では、主にビジネスシーンで使われるICレコーダーについてご紹介してきました。しかしICレコーダーは、ビジネスシーンだけではなく、音楽や野鳥の声などを録音するときにも活躍しています。中でも音楽機器メーカーのローランドが発売しているレコーダーは、音楽録音用として多くのミュージシャンに愛されています。

35回・36回と2回にわたって、ローランドのレコーダーR-1で音楽を録音されている大崎靖史さんにお話を伺い、音楽録音に特化したレコーダーの魅力に迫ります。
大崎さんは民謡とフォークを融合させた「民謡フォーク」を演奏するユニット「満月」で歌とギターを担当しており、練習やライブを録音するためにローランド R-1を使っていらっしゃいます。

r1-4.jpgのサムネール画像
写真中央が大崎さん

R-1はローランドのRシリーズで最初に出たレコーダーです。同じポータブルタイプのレコーダーでは、現在R-05R-26が発売されています。
※R-1は現在販売完了

r1_1.jpg


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筆者のICレコーダーの横には「DPC」というスイッチがあるのですが、正直言って、筆者はこれまで、この「DPC」という機能を使ったことがありません。

「DPC」とは、「デジタルピッチコントロール」の略で、音声を再生するときに速度を速くしたり遅くしたりすることができる機能です。筆者はいつも、ICレコーダーで録音したあとはデータをパソコンに転送して音声再生ソフトで聞くため、ICレコーダーで再生することはほとんどなかったのです。しかし、先日、語学学習用アプリを携帯電話にダウンロードしようとしたところ、容量オーバーでダウンロードできなかったため、ICレコーダーを語学学習に使うことにしました。

第27回「ICレコーダーを学習に利用する」でご紹介したように、ICレコーダーに学習用の音声を保存します。その音声をゆっくり再生して発音を確かめながら聞くために、デジタルピッチコントロール機能は便利そうです。
そこで今回は、SONY ICD-UX200のデジタルピッチコントロール機能を実際に使って再生し、聞こえ方を検証してみることにしました。ICD-UX200では、-50%~+100%の間で調整が可能です。


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筆者が使用しているICレコーダー、SONY ICD-UX200の録音モードには、ST、STSP、STLP、SP、LPという5つのモードがあります。恥ずかしながら、初めてこれらの録音モードを見たときに「これはどういう意味...?」と呆然としてしまいました。

5段階にも分かれている録音モードなのですが、それぞれ下記のような意味を持ちます。カッコ内は、SONY ICD-UX200の場合の周波数範囲と実際に録音したときのビットレート数、録音可能時間を表しています。
※録音モードの表記の仕方や意味、周波数範囲等はICレコーダーにより異なります

カッコ内...(ICD-UX200の場合の意味/周波数範囲/ビットレート数/録音可能時間)
ST(ステレオ高音質/40-20000Hz/192kbps/22時間15分)
STSP(ステレオ標準/40-15000Hz/128kbps/33時間25分)
STLP(ステレオ長時間/60-7500Hz/48kbps/89時間15分)
SP(モノラル標準/60-10000Hz/32kbps/133時間55分)
LP(モノラル長時間/60-3400Hz/8kbps/535時間45分)

周波数範囲が広いほど音質が良く、ビットレート数が大きくなります。その分データが重くなり、録音可能時間が短くなります。

周波数範囲が狭いと音質は悪くなり、ビットレート数は小さくなります。その分、データは軽く、録音可能時間が長くなります。


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ICレコーダーに、スマートフォンの録音アプリ。これまで録音についていろいろご紹介してきましたが、最近「録音は便利だ!」と実感しています。今回は実際に、筆者が普段どのようにICレコーダーや携帯電話の録音機能を活用しているかをレポートします。

 


7月某日 大学の講義を録音
筆者はスキルアップや学習のため、大学で行われている公開講座や研究発表会に参加しています。大学の教授の方々は、話すのに慣れているためか、流れるように難しい言葉を話されることが多いので、ICレコーダーで録音しておきます。もちろん、あとで自分で聞くために使用します。2時間にわたる発表のため、携帯電話での録音はバッテリーの減りが心配なので使用せず、第24回でご紹介したICレコーダー三洋電機 ICR-B002RMで録音しました。HQ(高音質)モードでも、連続で約19時間録音できます。
発表が始まってしばらくすると、ある教授が話しているときにほかの教授がツッコミを入れ、議論が白熱。より一層、専門用語が飛び交って、何を言っているかさっぱり分からなくなったため、教授の名前と発言の冒頭だけ、発言メモを取っておきました。あとでこの部分をスロー再生して単語を調べます。
タイムカウンタもメモするとさらに便利なのですが、少人数の講義でなんとなくICレコーダーを机上に出しづらく、ICレコーダーはカバンの中。電話録音用マイクSONY ECM-TL1のマイク部をカバンの外に出して録音したので、タイムカウンタは見えなかったのです。

 

DSC_0426.jpg

 

少々音は難。堂々とICレコーダーを教授の前に置かせてもらえばいいのですが、仕事じゃないときは「置かせてください」と言えない気弱な筆者。オリンパスのDS-750のような、高性能マイクを内蔵したICレコーダーか、外付けマイクが必須だと思いました。

 

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前回の第28回ではEvernoteの音声メモ機能を使って携帯電話とパソコンを同期し、録音した音声をより便利に活用する方法をご紹介しました。
この音声メモは大変便利なのですが、音質はいま一つでした。できる限り、会話の詳細までクリアに録音したいという場合には不向きです。

 

そこで、今回はEvernoteを利用して、高音質で録音した音声をパソコンと同期する方法をご紹介します。

 

高音質録音ができるアプリを併用する
今回はEvernoteに加え、「PCM録音」という無料アプリを使用します。その名のとおり、スマートフォンで高音質のPCM録音(WAV形式)ができるアプリです。

 

※PCM録音については「第2回 リニアPCM方式で高音質録音をする」をご覧ください

 

iPhone版、android版が公開されています。「PCM録音」をApp Storeやandroid Marketで検索し、ダウンロード・インストールします。

 

ボタン一つで録音→添付

「PCM録音」アプリを起動し、「Record」ボタンをタップすれば録音スタートです。「Stop」ボタンをタップすれば録音はストップ。とてもシンプルです。

 

rokuonchu.gif

 

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録音を修了すると、日付けと時間が自動的にタイトルになり、保存されます。保存する際にタイトルを変更することができます。日付けのタイトルだと、あとから何を録音したものか分からなくなり、聞きたい音声ファルを探すときに混乱してしまいますが、その場で録音した内容がすぐに分かるようなタイトルをつけておけば、あとから探す手間が省けます。

 

titlehenshu.gif

 

 

実際に録音した音声はこちらです。

比較してみると、音質の良さが明確に分かります。

 

「Evernote」の音声メモ→Evernote28.amr

「PCM録音」で録音した音声ファイル→pcmrokuon28.wav

 

 

 

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 ICレコーダーや携帯電話で録音した音声を、再生することなく眠らせていませんか。

思いつくままにアイデアや大事なことを音声でメモするのは簡単なのですが、ICレコーダーや携帯電話に蓄積していくと、いつ何を録音したのか分からなくなってしまいます。かといって、忙しいときにはパソコンに保存して整理するのもおっくうになってしまいます。

そこで今回は、オンラインツール「Evernote」を使って、録音した音声メモをさらに効率的に活用する方法をご紹介します。

 

「Evernote」は、パソコンや携帯電話、モバイル端末で入力したテキストのメモや写真などをサーバーにアップロードし、それぞれの機器と同期することができるツールです。スマートフォンなどの端末で利用すると、タップするだけで簡単に音声を録音することができ、テキストメモや画像と同様に、音声ファイルをアップロード・同期することができます。パソコン用のフリーソフト、iPhoneやandroid用の無料アプリが公開されています。

 

※プレミアムバージョンは有料

 

今回はdocomoのXperia acro(SO-02C)で録音します。まずは、パソコンと、携帯電話などの端末に「Evernote」をインストールし、アカウントを作成します。

 

インストール方法、アカウント作成の方法は、Evernoteウェブサイトをご覧ください。

 
ボタン一つで簡単に録音スタート
録音機能のついた携帯電話などの端末でEvernoteを起動し、「新規ノート」→マイクの形の録音ボタンをタップすると、録音がスタートします。

 

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