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第22回 審議会等の録音・議事録作成裏話(3)<発言メモ・資料編>

第21回 審議会等の録音・議事録作成裏話(2)<録音・機器編>では、廿がテープ起こしを受注している企業の、審議会等における録音をする場所の工夫や、ICレコーダーなどの機器に関する追求についてご紹介しました。 


第21回でご紹介したように、その企業の議事録担当者は、審議会等の際に傍聴席の録音しやすい場所を選んで座り、ICレコーダーで録音をされています。


しかし、このような方法でできる限りクリアに録音をしたとしても、まだ難問が残っています。それは、話者の特定と専門用語です。

 

第20回でご紹介したように、審議会等に出席した事業者は、できるだけ早く出席した審議会等の議事録を確認しながら、次回の審議会等に提示する資料や回答の準備をしなければなりません。しかし、審議会等では10人~20人の事業者や委員等によって議論が行われるため、話者の特定は困難です。また、専門用語が頻出するために、用語の特定にも時間がかかってしまいますので、テープ起こしを外注しても、音声だけでは精度の高い起こしを急ぎで受け取ることは難しいのです。

 

そこで、その議事録担当者は発言メモ審議会等で配付された資料を音声と同時に廿に送り、テープ起こしを依頼されています。

 

 

発言メモとは、音声を録音中にICレコーダーのタイムカウンタ、発言者名、発言の冒頭を記録しておくものです。

 

22memo.jpg

発言メモの例  ※okoso編集部で例として作成したもの

 

 

IC_count.jpg

ICレコーダーのタイムカウンタ表示

 

このような発言メモがあれば、テープ起こし作業者は「録音開始から○分○秒ごろにこの発言をした人が○○さん」と分かるために、音声から話者を特定をする必要がなく、作業スピードが上がるのです。

 

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第20回 審議会等の録音・議事録作成裏話(1)

第21回 審議会等の録音・議事録作成裏話(2)<録音・機器編>