マイクの性能、録音形式、容量、デザイン、付属ソフトなど、ICレコーダーを選ぶ基準は人それぞれ。「ICレコーダーを骨までしゃぶる」第7回からは、製品を実際に使って使用感や性能を紹介する、製品レビューシリーズをスタートします。
第7回と8回は、編集部オススメのICレコーダー、三洋電機 ICR-PS504RM とOLYMPUS DS-750の特長をご紹介します。どちらもリニアPCM録音ができるハイスペックな機種ながら、録音シーンセレクトボタンで録音形式や指向性が一括設定でき、使いやすさにも配慮されたICレコーダーです。しかし、比べてみるとそれぞれの個性が浮き彫りに。どんなICレコーダーを買うか迷っている方、これを読めばどんなICレコーダーが欲しいのかが分かります!
今回ご紹介するのは、OLYMPUS DS-750です。
性能+音質重視派にオススメ!
高音質録音にこだわった新開発マイク搭載・付属品も充実
OLYMPUS DS-750 (市場価格19,000円前後)
![]()
原音を忠実に再現するために開発された高品質マイク
マイク正面・側面のフィルターの厚みを変更するなど、マイクだけではなくマイク周辺の設計も改良。DiMAGIC(ダイマジック社)のDVM*4技術を採用しており、離れた位置からの録音がよりクリアに。マイクへの徹底したこだわりが感じられます。
※DVMは一定の方向からの音を強調して録音することができるシステム。本体が小型でも高い精度での録音が可能になる
![]()
指向性ズームマイク・MP3・ビットレート128kbpsで実際に録音してみました。
音声はこちら→OLYMPUS_DS750.MP3
第7回の三洋電機 ICR-PS504RMと同時に、同じ場所から録音しています。ICレコーダーを目の前に置いているのが廿です。廿の後ろにあるスピーカーから音楽が流れています。指向性ズームマイクを2mほど離れたところで話している筆者・原田に向けて録音しています。
原田の声がクリアに録音されており、大きくはっきりと録音されているのが分かります。
サウンド編集ソフトOlympus Sonority Basicが付属
マルチトラックサウンド編集、波形編集、再生機器に合わせたフォーマットでの保存などができる本格的なソフトを同梱しています。
![]()
マルチに活躍するケースが付属
ICレコーダーのスタンドとしても使えるケースには、ベルトを通すクリップや三脚穴がついてます。スタンドを立てておくことで、テーブルに物を置く音などの不快な雑音を軽減。アクセサリー(別売)の三脚もより便利に使って本格的な録音が可能になります。
重厚な見た目だが実はコンパクト
大きさは110×38.9×16mm、重さは84g(電池含む)。大きく見えますが、4GBの内蔵メモリと外部メモリを備えてこのサイズ。かなりコンパクトだといえます。
![]()
![]()
音へのこだわりが詰まったDS-750。指向性マイクで録音した音のクリアさに驚きでした。USB接続ケーブルを使用すれば、AC駆動でパソコンから充電しながら録音再生ができます。音にこだわるための機能や付属品・ソフトがあるぶん、値段はICR-PS504RMより高めといったところです。
高音質のほうがいいかそれほどこだわりはなく、手軽に簡単に使いたい方には三洋電機 ICR-PS504RM、とにかく音質を追究して、波形編集まで行いたいという方にはOLYMPUS DS-750がオススメです。
次回はテレビCMも放送されている革命的な三洋電機のICレコーダー、ICR-XPS03MFをご紹介します。

















コメントする