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第6回 個性派ICレコーダーをビジネスシーンで使う

「第2回 リニアPCM方式で高音質録音をする」で「リニアPCM方式とMP3方式の切り替えが可能なレコーダーなら、1台あればビジネスシーン用、音楽シーン用と買い分ける必要はない」と書きました。確かにリニアPCMレコーダーはWMAやMP3にも対応しているものが多く、録音形式を切り替えるという意味では1台で何役でもこなせます。
実際にリニアPCMレコーダーのような機種をビジネスシーンで使用するとき、使い勝手に問題はないのでしょうか?
主な用途が絞られている個性派ICレコーダーの、ビジネスシーンでの使いやすさを検証しました。
検証現場はテーブルを囲んでの座談会で、企業の会議と同じような環境での録音です。
使用したのは下記の、OLYMPUS製の3台です。いずれも録音形式が複数選択でき、ポッドキャスティングもできるマルチな機種です。

 

Voice Trek V-82
http://olympus-imaging.jp/product/audio/v82/index.html

 

ラジオサーバーポケット PJ-10
http://olympus-imaging.jp/product/audio/pj10/

 

リニアPCMレコーダー LS-11
http://olympus-imaging.jp/product/audio/pj10/

 

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■Voice Trek V-82

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薄くて小さく、ポケットに入れても邪魔にならず、3種の録音形式を選ぶことができてUSBでPCにダイレクト接続・充電できます。MP3録音でも十分な音質で録音でき、録音は録音ボタンを押すだけの手軽さ。座談会中の参加者の声もよく拾えていました。
OLYMPUSの製品の中ではVoice Trek V-82がビジネス用途に最適なICレコーダーであると仮定して、これを規準に個性派ICレコーダーの、ビジネスシーンでの使いやすさを調べてみます。

 

■ラジオサーバーポケット PJ-10

 

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「パソコン接続やICレコーダーの機能もついており」(OLYMPUSウェブサイトより)とのことで、ICレコーダー録音はおまけのようなふれこみですが、実際に録音した音質はV-82と同じMP3でほぼ同レベル。早聞き・遅聞き再生などの機能も充実しています。
マイク録音をするにはまず「プレイヤー」にモード切り替えをし、録音ボタンを押すという手順が必要になりますが、直感的に操作することができVoice Trek V-82とそれほど変わらない使用感でICレコーダー機能を使うことができました。
重さはVoice Trek V-82の2倍程度になりますが、それでも95グラムの軽さです。カバンに入れたままの録音でもよく音を拾っており、ラジオ録音、ビジネスシーン両方で手軽に活用できると感じました。

 

 

■リニアPCMレコーダー LS-11

 

pcm.jpg

「リニアPCMレコーダー」という名前がついているだけあって、リニアPCM形式でリアルな音を再現することにこだわった機種です。高感度・低ノイズステレオマイクと左右独立のアンプ回路を搭載するなど、音へのこだわりが詰まっていてこれだけコンパクトなのは驚きです。しかし、Voice Trek V-82と比べると持ち歩く際に少々大きさ、重さが気になりました。重さはVoice Trek V-82の3.6倍ほどになります。
録音ボタンを押す→ダイヤルで録音レベルを調整する→再度録音ボタンを押すという手順が必要で、時間に余裕がないときにはこの操作が少々煩雑に感じました。


リニアPCMレコーダーなどの個性派ICレコーダーは、十分ビジネスシーンでの録音を兼ねることができますが、常に持ち歩いて手軽に使いたい場合には、携帯性や操作性に不満が残る場合もあります。複数の用途で使うためにICレコーダー選ぶ場合には、このような面も考慮して購入するようにしましょう。

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