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在宅ワーカーは余っているのか、足りないのか

私が本格的に在宅ワーク形態での音声起こしを始動したのは、1999年です。データ入力系のオペレータとして登録していた2社に、「音声起こしもできます。仕事があったらお願いします」と言ったら、2社とも仕事を受注してきてくれたのです。

 

どちらの会社も音声起こしを受注するのは初めてで、社内にチェックや指導のできる人がいません。私がクライアントと直接やりとりして納品することになりました。

私は、今考えれば、大雑把な文字化データを納品していました。

 

◆低レベルなデータを納品していた

なのに各クライアントは、会社の頭越しに文句を言うことを避けたのでしょうか、「これで問題ありません。ここまで起こしていただければ十分ありがたいです」という低姿勢な反応でした。

それで私は、自分の聞き取りや表記が低レベルであることに気づきませんでした。学校時代に国語は得意だったので納品物は一応の形にはなっていたのですが、音声起こしのプロといえるレベルには全く届いていませんでした。

 

その年の終わりから直請けの形態で仕事をスタートし、指示や指導をしてくれる編集者さんに何人か巡り合って、私はようやくこの仕事には猛勉強が必要であることに気づいたのです。

 

◆トライアルのときは出来がよかったのに

今書いていても顔から火が出そうです。ただ、私は自分がこういう低レベルからスタートしたので、人のことも分かるのです。

音声起こし会社のトライアルに受かっただけで安心してしまって、そのあとに勉強を積んでいかない。この程度の報酬なんだからこの程度でバランスは合うと思ってしまう。

トライアルのときが一番いい出来だったという人さえいます。

 

実務を通して伸びると見込んだ登録スタッフが、よどんでいきます。会社からすると、登録スタッフは数百名いるのに、安心して頼めるのは20名足らずという状態になるわけです。

(これは特定の企業のことではありません。いくつかの会社で、このような話を聞いたことがあります)

 

◆会社と在宅ワーカーのギャップを埋めたい

ここで難しいのは、在宅の登録スタッフは独立した事業者であるということです。当然、スキルアップは自己責任です。

「それでもうちの仕事をしてもらう以上は…」と会社側が研修を行おうとしても、在宅ワーカーが全国各地に点在していたりすると、距離の問題があります。そもそも自宅にいたい事情があって在宅ワークを選んだ人は、何日も出社して研修を受けるということを敬遠します。

 

だからやっぱり、外部にeラーニングの教材があって、在宅ワーカーさんが本人の意思で受講する形態がいいと思うのです。

というより、トライアルを受けてどこかの登録スタッフになる前に、あるいは直請けで仕事をスタートする前に、勉強しておくべきです。

 

というポリシーで制作したのが、フラウネッツ「本気チャレンジ 音声起こし」の講座です。

頼める人が少なくて苦労する会社、仕事が来なくて悩むスタッフ。このギャップを埋めたい!というのが私の願いです。

 

考えの甘い在宅ワーカーだった自分への反省もこめながら、12回の提出課題一つひとつを講評しています。「漢字が合っているか確認しましたか」「意味を考えて聞けば聞き取れるところです」…。

(なんか鬼のようだなあ…。修了した方からは「温かい指導」というお言葉をいただいております、念のため)

 

フラウネッツ 本気チャレンジプロジェクト 音声起こし~仕事を獲得しよう