【連載第4回】「会議を文字にするソフト」を探している方へ
◆特定の分野に合った製品・システムを開発
最後に、今後力を入れていく分野などを伺ってみた。
志村さん:当社はB to Cのソフトウエアも出していますが、主力はB to Bです。医療用以外にもコールセンター用など特定の分野に合った製品・システムを開発しており、この方向を中心に今後もやっていきたいと考えています。モバイルで使えるB to B向けのソリューションも展開中で、すでに生命保険会社への提供などをスタートさせています。
――okoso記事 誤認率0.00000003%以下「音声認証」のセキュリティ で掲載させていただいた、生命保険会社の営業社員用iPhoneに搭載というものですね。今日はありがとうございました。
◆連載を終えて
株式会社アドバンスト・メディア受付の音声認識システムに、変な部署名・間違った名前の読みをしゃべってしまう(連載第1回)という赤面状態からスタートした取材だった。
「白馬の王子様」と「悪魔の王子様」は、早口で滑った発音だとほとんど違いがない。
アナウンサーとして発声訓練を受けたわけでもない私たちの発声は、単純な「音→文字」の技術では認識しにくい。そこで、医療分野の音声認識ソフトウエアでは、分野をできるだけ細分化して限定し、判断させやすくしていた。議事録作成支援システムでは、システム導入後も継続的に辞書のフォローアップを行い、認識率を高めていた。
どんな会議でも手軽・安価に自動文字化…というのは、まだまだ無理なことが分かった。でも、限界を理解してうまく使えば、音声認識はさまざまな場所で活躍してくれるだろう。
(などと書きつつ、iPhoneを持っていないために「音声認識メール」をまだ試していない私はあせり中。時代はモバイルか…)
廿 里美















