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【話し言葉の処理】5.ケバと3つの整文

Aグループを削除した例
廿:今、手帳を選ぶポイントについて皆さんにお話を伺っているんですけれども。原田さんは、もう今年の手帳は買われましたか?
原田:まだ買ってなくて。今日行こうか明日行こうかと、早く決めなきゃいけないなと思ってるんですけど。
廿:どういうのを買おうと…。
原田:やっぱり紙がよくて。取材のときだとかにバッと広げて、今後の日程を話し合うときなんかに使えるようにしたいので、取材の内容をメモする欄が広いこと(後略)

 

Aグループの文字というか音を削除しただけで、かなり読みやすい。何から何まで文字化した例と比較すれば一目瞭然だ。

 

Bグループの処理は難しい。整単語→整センテンス→整文章の順に難しくなる。Aグループも、実際には上の例のような「削除して終わり」という単純な処理はできないことが多い。

 

 ◆聞くための言葉を読むための言葉に変換する処理

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ケバは「削除する」「取る」と表現するのが一般的だと思うが、誤解を招くのでここでは「起こさない」とした。
「削除」だと、一度全部入力してからわざわざ消すという語感がある。しかし、ケバ処理のポイントは最初から起こさないことなのだ。

 

「あのー、やっぱり紙ーがよくて。取材のときだとかに、こう、バッと広げてー」と起こすのではなく、最初から「やっぱり紙がよくて。取材のときだとかにバッと広げて」と起こしたほうが、効率が上がる。
テープ起こしに慣れてくると、明らかなケバは耳を素通りさせるテクニックが身につく。

 

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