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【話し言葉の処理】4.テープ起こしの参考書

発声された言葉を何から何まで文字化すると、例えば次のような文字記録になる。
(okoso本年1月14日の記事「ビジネスに活用!起こし練習 音声サンプルa(インタビュー)」にアップした音声の冒頭を起こしたもの。起こし例は2月上旬に発表すると書いたのに、いまだに作成していない。7月には必ず!)

 

何から何まで文字化した例
廿:えっとすいません、今ー、手帳を選ぶポイントについて皆さんにお話を伺っているんですけれども。原田さんは、もう今年の手帳は買われましたか?
原田:えーとまだ買ってなくてー。今日行こうか明日行こうかと、早く決めなきゃいけないなと思ってるんですけど。
廿:どういうのを買おうと…。
原田:あのー、やっぱり紙ーがよくて。取材のときだとかに、こう、バッと広げてー、今後の日程をこう、話し合うときなんかにー、こう、使えるようにしたいので、取材、の内容をメモする欄が広いこと(後略)

 

実際の発話というか発声はこの程度だ。雑誌などのインタビュー記事は、一見しゃべったとおりに見えても、かなり手を入れてきれいに整えてあることが分かる。

 

◆こんな発話あるいは発声は文字化すべきなのか
1)「今ー」「広げてー」などと伸ばしている音は「今ー」と文字化する?
2)「えーと」「あのー」は文字化する?
3)たくさん出てくる「こう」は文字化する?
4)冒頭の「えっとすいません」は文字化する?
5)「伺っているんですけれども」は「伺っている“の”ですけれども」に直すべき?
6)「思ってる」は「思って“い”る」に直すべき?
7)「思ってるんですけど」「買おうと」という終止形で終わらないセンテンスの処理は?
8)くだけた言い回し「だとか」「なんか」などはそのまま文字化する?
9)「取材、の内容」という、言葉に詰まって間が空いた感じは再現するべき?

 

私と原田さんは雑にしゃべったわけではない。教材用として録音するということで、二人ともかなり緊張してしゃべったのだけど、緊張しているからこそ余計な声や言葉がたくさん入る。これをどう起こすべきなのか。次回に続く。

 

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