◆いよいよ議事録作成支援システムの実演
アドバンスト・メディア社の議事録作成支援システムを最初に導入したのは、静岡県沼津市議会だった(2004年)。その沼津市議会の音声を例に実演してもらった。
議事録作成支援システムは、まずAmiVoice Recorderというソフトで音声を認識させ、文字化する。その文字化のデータを、AmiVoice Rewriterというソフトで編集する。
(画面は左の欄から順に、話者名、開始タイムカウンタ、認識結果、編集結果。クリックで拡大)
全体にいい認識率だが、なんと議長の最初の発話「おはようございます」を正しく認識していないなど、意外な落ちもある。
◆不明瞭な発音は判断しきれない
途中に「観光立国性格」という文字化がある。話者の発音が「せいかく」に近いのでムリもない。発音がよどんだり微妙にずれたりすることは、実際にはよくある。こういうところは、人間が「観光立国政策」と手で修正することになる。
志村さん:音声認識で100パーセント正しい文字にできるわけではなく、音声認識誤りを編集する作業は必要になります。それでも、ゼロから音声を入力して起こすより効率的に文字化できます。
この編集ソフトAmiVoice Rewriterは、発話単位、つまり息継ぎをした単位に区切って文章が出力されます。人が聞きやすい単位に区切ることによって、修正がしやすい仕組みになっています。カーソルの位置と音声が連動していて、変だなと思った部分の文字をクリックすると、該当個所の音声が再生されます。その音声を聞いて実は何と言っているか確認し、文字を修正するわけです。
















