◆会議中は音声認識など意識しない
アドバンスト・メディア社にはiPhone用の「音声認識メール」というソフトもあり、Twitterでのつぶやきなどを見ていると実に好評だ。無料版もあり、有料版でも105円。
「音声認識メール」を使った人なら、この調子で自社の会議も安価で文字化できるのではと期待するかもしれない。
志村さん:「音声認識メール」を使うときは、皆さんうまく認識させようと意識しながらていねいにしゃべります。ところが、会議では、音声認識させようと思ってしゃべる方はほとんどいらっしゃいません。安い価格で普通の会議も全部文字化できないかという要望はよくいただくのですが、まだまだ難しいというのが現状です。
◆人間に難しいものはソフトウエアにも難しい
議長の指名を受けて整然と発言する議会などの音声認識でさえ、システム一式で500万円~という価格帯になり、しかも音声認識後の修正・編集作業が欠かせない。
まして普通のディスカッションなどは、人数が多いのにマイクを使わなかったり、複数の人が同時にしゃべり出したりするので、ソフトウエアに認識させるのは議会よりいっそう難しい。
つまり、テープ起こしの仕事で起こしにくいと感じる音声は、ソフトウエアにとっても認識しにくい。そのため、志村さんも「この議事録作成支援システムがあるからといって、速記者やテープ起こしの方がいなくなるということはないと思います」と断言されていた。
















